空き家を有効活用しようと行政が情報提供し支援する制度が空き家バンクです。
このような制度を取り入れている自治体も増えてきました。
では実際に利用するとなると検討するに値するのか、まずは制度の現状について調べてみました。
ちなみに私は不動産については素人です。
素人が調べてみて感じたことであることをご了承ください。
物件について
数
空き家があっても登録しないことには物件情報に載りません。
そのため自治体の力の入れ具合によって物件数にばらつきがあります。
空き家バンク制度に取り組み始めたような段階では物件数も少ないです。
それに数があっても気に入る物件があるとは限りません。
それと複数の自治体で調べることになるため面倒でした。
しかし大手不動産情報サイトに載らないような物件ばかりなので探せば探すほど掘り出し物を見つけられるかもしれません。
古さ
空き家になるくらいなので基本的に古い物件が多いです。
比較的新しいものは別荘を手放すような場合でしょうか。
古くなると補修も必要になってくるので余計な費用がかかる可能性もあります。
できるだけ新しい物件にしたくても選択肢は少なかったです。
逆に築100年くらいの物件を探すことも可能なので趣味に合えば最高の物件選びも可能だと感じました。
賃料
物件は賃貸と売却がありますが賃料についてのみ考慮します。
賃料を明記してある物件は少なく感じました。
多くは要交渉で、中には交渉次第で1~5万という目安が明記されていたものもありました。
どう交渉すればそれだけ幅が出るのでしょうね。
実際の交渉は行政が間に入らず素人同士ですることになります。
どういったトラブルが待ち受けているか分かりません。
物件次第、家主次第ですね。
利用を検討してみて
自分の置かれた状況を考えると空き家バンクの利用は難しいと判断しました。
素人同士の交渉で賃料がどうなるのか、不安要素は無視できません。
それなら不動産会社が管理している物件のほうが安心です。
それに何より一番大きな理由はいつどういった条件で引っ越すか不透明な部分が多いということです。
今はまだ多くの可能性を考慮して情報収集をしている段階なので、空き家バンクの利用も一つの選択肢として検討しているだけです。
数ヶ月は先行き不透明な状況に置かれると思うので実際どうなるのでしょうね。
とりあえず空き家バンクについても調べてみたので判断材料の一つにはなりそうです。