レンタルサーバーの多くはCGI版のPHPを採用していますが、中にはモジュール版のPHPを採用している場合があります。
この違いがどのような問題を引き起こすかというと、モジュール版ではファイルのアップロードやプラグインの更新の際に対策しておかないと上手く動作しない可能性があるということです。
他の設定にも関係してきますが動作しない可能性はモジュール版のほうが高いでしょう。
一応対策できるかもしれないのですが、ファイルのアップロードだけならまだどうにかなりそうですけど、テーマやプラグインの更新になると情報が少なくてお手上げです。
そもそも更新以前に新規に導入できるかという時点から疑問なのではどうにもなりません。
プラグインの導入や更新も簡単に行えることがWordPressの特長なのですが、これではその恩恵に預かれないどころか、動作しないので諦めるしかないという展開になる可能性も否定できません。
少なくとも簡単に調べた時点ではモジュール版のPHPは遠慮すべきと思いました。
対策方法も十分な情報が出回っていないので自力で解決できるだけの知識や能力があればいいのかもしれません。
私は素直に諦めるとします。
レンタルサーバーを契約するならPHPがCGI版かモジュール版か確認してからのほうがいいでしょう。
今回目を付けていた格安レンタルサーバーでは残念なことにモジュール版だったので見送るとします。
その他の点ではコストパフォーマンスに優れているので、もし機会があれば別の用途で利用したいと思いました。