トマトソースのパスタを作ろうとして、ふとミネストローネも同時に作れば効率的なのではないかと思いました。
最初のほうの工程は同じですし、多めに作り始めればトマトソースもミネストローネも同時に作れてしまいます。
特にトマト缶を開けると一人分には多いですし、ミネストローネにも使えれば丁度良いか、もしくはトマトが多めのものが出来ます。
使い切るという点からもおすすめできる組み合わせですね。
実際に作ってみた感想
頭で考えたことと実際に作ってみるのでは違いもあります。
最大の違いは共通部分はあるとはいえ、2種類作る分だけ面倒だったことです。
別々に作るよりも効率的ですが、やはりそれなりに時間は必要ですし、結局1時間くらいかかってしまいました。
トマトソースを作り、煮詰める段階になったらミネストローネ用の鍋で人参だけ炒めつつ、パスタ用のお湯を沸かし、パスタを茹でたらトマトソースからミネストローネに中身を分け、パスタの固さを様子見しつつミネストローネを煮込み、後から入れるジャガイモの用意をしつつ、茹で上がったパスタをトマトソースで食べ、ジャガイモをミネストローネに加えて煮込み、後片付けをしつつ、ジャガイモの火の通りをチェックする。
同時進行が多くて大変でした…。
ちなみにミネストローネは一緒に食べるのではなく、次の食事用でした。
パスタと一緒に食べるならジャガイモを早めに入れて出来上がりの時間を調整しましょう。
一番火の通りに時間のかかる人参を小さめに切るのもいいでしょう。
そういえばジャガイモも品種によって火の通りに結構差があるので注意してください。
キタアカリなら短時間で済みます。
他にもガスコンロも3口必要ですし、中には条件の合わない人もいるでしょう。
あと、書き忘れていましたが具のバランスがトマトソースとミネストローネでは違うので、どうしても具の少ないミネストローネになりがちです。
具沢山のミネストローネを作るなら共通する工程を利用するのは適していないでしょう。
いろいろ書きましたがトマトソースとミネストローネを一緒に作るのは案外面倒なので覚悟して臨みましょう。
でも2種類の美味しさを同時に味わえることも魅力です。