おでんの具を食べたあとに残る大量の汁。
捨てるのも勿体ないですし、何かに再利用できないか調べてみました。
結果からいえば、これぞという情報に出会えず、仕方ないので玉子のおじやにアレンジすることにしました。
おじやについて
おじやの定義は結構曖昧で、地域や文化によって意味合いが変わってしまう可能性があります。
我が家の伝統で定義されているおじやが一般的なおじやと同じかは不明ですし、そもそもおじやの定義自体が曖昧なので雑炊の親戚みたいなものだと思ってください。
この記事では我が家ローカルのおじやかもしれないことをご了承ください。
おでんの残り汁と味
おでんの残り汁にはいろいろな味が含まれています。
特に定番の具である大根は下処理を上手くしないと大根の味が強く感じられる残り汁になってしまい、アレンジすることが難しくなってしまいます。
練り物で魚介類の風味が強くなってしまうと好みが分かれてしまいます。
あまり個性の強くない残り汁のほうがアレンジしやすいでしょう。
玉子のおじやの作り方
手抜きレシピなので申し訳ないのですが、簡単に作れる点はメリットです。
- 小さな鍋におでんの残り汁を入れる。
- 鰹だしと昆布だしを少し加え旨味のバランスを取る。
- 火にかけ沸騰したらご飯を入れる。
- ご飯がほぐれて温まったら玉子を割り入れ混ぜる。
- 水分が飛んできたら醤油を適量入れて味を調える。
具の少ないシンプルな玉子のおじやの完成です。
好みで刻みネギや三つ葉を入れるのもいいでしょう。
食べてみた感想
おでんの残り汁のくせが少なく、変に主張しない味で助かりました。
鰹だしと昆布だしが主体の旨味に、控えめに加わったおでんの味わいが良かったです。
今回は上手くできましたが、上手く出来た要因はおでんの残り汁がくせの少ない味だったことでしょう。
おじや以外にアレンジする場合でも残り汁のくせの強さは大きな影響を与えると思います。
美味しくアレンジするなら美味しい残り汁が必要で、まずは美味しいおでんを作ることから始めなくてはなりません。
そう考えるとおでんの残り汁の使い勝手が悪いのも納得です。