1記事あたり500字程度は最低でも必要と考えて今まで活動してきましたが、では逆に文字数が少なかったらどうなるのだろうかという素朴な疑問を抱いたので、実際に実験用のブログを立ち上げて試してみました。
実験内容
利用したブログサービス
SeesaaブログとレンタルサーバーにWordPressを設置したものの2つで実験してみました。
ちなみにSeesaaブログは無料プランです。
WordPressを利用したものはレンタルサーバー会社が所有するドメインを利用しました。
1記事あたりの文字数
Seesaaブログのほうは文字数500字前後を基準にしました。
500字を下回る記事も存在していますし、もっと多い文字数の記事も混在しています。
WordPressのほうは文字数を最低でも300字、多くても500字以下になるよう心がけました。
平均すれば400字を超えていたと思いますし、500字を極端に上回る記事は少なかったと思います。
カテゴリー分け
いくつかのカテゴリーを設け、必ずいずれかのカテゴリーに所属させています。
未分類のようなデフォルトは使用せず、カテゴリー名によるSEO対策を狙ってみました。
各カテゴリーごとに複数の記事が存在するよう、極端に少なくもなく、多くもないように心がけました。
SeesaaブログもWordPressのほうも両方に当てはまります。
投稿した記事数
どちらも30~40程度の記事数です。
毎日複数記事を投稿しました。
実験結果
途中からインデックスされないようになった
Seesaaブログを利用したほうは、最初のうちは順調にインデックスされていました。
しかし、ある日を境にまったくインデックスされなくなってしまったのです。
カテゴリーに偏りが出て不自然と判断されたのか、記事タイトルに含まれるキーワードで共通するものが多かったのか、もしくは他の何かが原因だったのか不明です。
記事タイトルで特定のキーワードの割合が減るよう新たな記事を投稿したり、外部からリンクを送ってみたりしましたが、結局効果はなく、何度記事を投稿してもインデックスされることはありませんでした。
対策を諦めた頃、ふと調べてみたらインデックス数が減っていました。
インデックスされなくなっただけではなく、インデックス自体が削除されてしまうということは何かしらの理由で低品質だと判断されたのかもしれません。
それよりも怪しいのは特定のキーワードの出現率です。
ある分野に特化した内容だったため、共通するキーワードの出現率が高く、カテゴリー名にも同じキーワードが含まれる状況でした。
せめて文字数がもっと多ければ特定のキーワードの出現率が下がっていたかもしれません。
SEO対策を過剰に意識した結果が良くないほうに出てしまったのでしょう。
これも良い教訓になりました。
最初から最後までインデックスされなかった
WordPressのほうは文字数が少なかった影響か、まったくインデックスされませんでした。
更新情報も通知していますし、サイトマップの用意だって抜かりありません。
ただ、本当にインデックス数が0のまま今に至っただけです。
原因は文字数が少なかったことでしょうか。
有料サービスなので余計な広告もなく、文字情報といえば記事本文が大方を占め、ブログ名やカテゴリー名とフッターくらいしか他の文字情報は存在していません。
本文の文字数が少ないということはブログ共通部分の割合が多いということで、重複した内容の割合が高いということです。
無料ブログの余計な文字情報も、もしかしたら文字数を増やしてくれていたのかもしれません。
とにかく少ない文字数では散々な結果に終わりました。
昔に作ったブログ
今回の実験よりも昔に、少ない文字数でインデックスされるか試したブログがありました。
当時はインデックスされることを確認できて放置することにしたのですが、今、改めて調べてみたところ、インデックス状況は相変わらずでした。
本文の文字数は100字程度だったはずです。
それでもインデックスされ、今でも削除されていないということは驚きでした。
当時と今では基準が異なるのでしょうか。
まとめ
文字数が少ないとインデックスされない可能性が高まります。
同じような話題なら複数の記事に分散させるよりも1つの記事としてまとめたほうがインデックスされないリスクが低くなるでしょう。
せっかくコンテンツを充実させたつもりになってもインデックスされないなら意味がありませんし、無駄な労力を費やしただけです。
最低でも500字を目指し、特定のキーワードの出現率にも気をつけましょう。
今回の実験では70~80記事を無駄にするという経験を得られました。
意識すべきは文字数の多さです。