先日公開した記事でも書きましたが、このブログではWP Total Hacksを利用してリビジョンを無効化しています。
WP Total Hacksは本来もっと多くの機能があるのにリビジョン管理にしか使わないのも贅沢な気がしますが、自分にとって必要な機能だけ使うというのもありでしょう。
さて、この素晴らしいプラグインであるWP Total Hacksについて詳しく書いてみましょう。
WP Total Hacksとは
WP Total Hacksとは、WordPressをカスタマイズする際に難しくて手の出しにくい部分を誰でも簡単にカスタマイズできるように作られたプラグインです。
高度すぎてカスタマイズする必要のないような機能から多くの人に役立ちそうな機能まで、20項目以上のカスタマイズに対応しています。
その中にリビジョンをコントロールする機能も含まれており、簡単にリビジョンを無効化することが可能です。
詳しくは作者のサイトを参照してください。
WP Total Hacks 20項目以上のカスタマイズができるWordPressプラグイン
プラグインのインストールと設定
インストール
WP Total Hacksも他のプラグインと同様にダッシュボードのプラグインの新規追加から検索してインストールします。
WP Total Hacksで検索すれば最初に出てくるはずです。
この記事の執筆時点ではバージョン1.9.0が最新版です。
インストールが完了したら忘れずにプラグインを有効化しましょう。
設定
プラグインが有効になるとダッシュボードの設定の項目にWP Total Hacksという項目が追加されます。
WP Total Hacksをクリックして設定画面に移動できます。
設定画面は複数のタブから構成されているので、リビジョンのコントロールをするなら投稿&ページのタブを選択しましょう。
するとリビジョンコントロールという項目があるので、クリックして設定を表示させます。
リビジョンを無効化するなら、ここで0を設定しましょう。
他の値に変更すれば任意の回数までリビジョンを保存することが出来ます。
設定を変更したら下のほうにある「変更を保存」を忘れずにクリックしましょう。
これでリビジョンを無効化できました。
なお、WordPressのバージョンは3.9.3で動作確認しました。
画像もWordPress3.9.3のものです。
自動保存の無効化について
WP Total Hacksの古いバージョンでは自動保存の無効化に関しても設定できましたが、WordPress3.3以降のバージョンで不具合があったため機能が削除されました。
リビジョンを無効化すれば自動保存も関係ないでしょうし、自動保存の無効化する代わりにリビジョンコントロールで対応するよう作者も推奨しています。
技術的な内容を含む詳しい情報についてリンクを張っておきましょう。
WP Total Hacksの”自動保存を無効”は非推奨になります!
実際にリビジョンを無効化していますが特に問題はないので自動保存の無効化は意識しないでも大丈夫でしょう。
Disable Revisionsからの乗り換えてみました
先日の記事でも触れましたが、WP Total Hacksを導入するまではDisable Revisionsを利用してリビジョンを無効化していたのですが、WordPress本体のアップデートをしたらプラグインが正常に動作しなくなってしまったため、WP Total Hacksに乗り換えてみました。
Disable Revisionsを利用していて困っている人はWP Total Hacksに乗り換えてみてはいかがでしょうか。
他の類似するプラグインを試してみましたが、シンプルな使い勝手だったWP Total Hacksのほうを選びました。
どのプラグインを利用してリビジョンを無効化すればいいのか試すのが面倒な人はWP Total Hacksを導入すればいいでしょう。
WordPress3.9.3では問題なく動作しています。